みなさまお疲れ様です。
今回、私たちの番組では水族館を取り上げることにしました。
私たちが撮りたかったのは水族館の裏側。
一般の人では見ることの出来ない場所です。
普通、こういう場所の撮影は嫌がられます。
というのも、本来人に見せるための場所ではないし、
スタッフの方が撮影に付き合うのも大変だからです。
そんなわがままなお願いを快くOKして頂いたのが、
"えのすい"こと新江ノ島水族館。
創業1952年と日本でも有数の老舗水族館ですが、
3年前に全面改装され生まれ変わりました。
(あー確かに●●年前に行った時と全然印象が違う)
さてさてディレクターがロケハンに通うこと数回。
朝、昼、晩と水族館の裏側を見せて頂き、
私たちはお魚たちが食べているエサに注目することにしました。
本来、生き物の世界は食物連鎖の中に成り立っています。
魚たちも、プランクトンから大型魚まで
「食べる」「食べられる」という関係で生きています。
しかし水族館で共食い状態を作る訳にはいきません。
そこで飼育員さん達は、エサとそのやり方に様々な工夫をして
小型魚と大型魚を同じ水槽で飼うことに成功しているのです。
その工夫の数々は番組で見ていただきたいのですが、
いやー久しぶりに訪れたお魚の食事撮影は大変です。
というのもエサやりとエサ食べはほぼ同時。
しかも私たちが撮影したいのは高さが
何メートルもある大水槽。
水槽の上と下、2カメ or 3カメスタンバイでないと
画が撮れない。
おー、エサが入ったバケツが下りてきた!
これは大型魚のためのエサだ。
さっそく、匂いをかぎつけたのか、大きなシノノメサカタザメが
ゆったりと近付いてくる。
(ちなみにシノノメサカタザメは体の半分がエイ、
後半分がサメというユニークな奴。
名前も、サメと付いているのに、実際にはエイの仲間です)
飼育員さんがバケツに付いたヒモを揺らすと、
エサのカニがこぼれ落ちる。
その上をシノノメサカタザメが通る、と思ったら、
あらら不思議、カニが消えている。
これじゃまるでお魚掃除機だ。
でも、これじゃ肝心の食べているシーンが撮れない!!!
と青ざめていたら、よ、千両役者!シノノメ君。
ゆったりとカメラに近付いて、
画面一杯にカニをムシャムシャ食べている口元を見せてくれた。
うーん、楽しかった。
でも今度は仕事じゃなくて
デートで来ようと誓った水族館ロケでした。
コメント